青を掴んでのジャケット写真

歌詞

夏の君を知らない

Peacock

夏の君を知らない

始まっていたんだ

またあの季節の匂いがしていた

確かにあった

君の足跡も波に攫われてった

ただずっと待っていた 途端にふっと湧いてきた

実感に息が出来なくなった

青色を背に白い肌の君が

「ねえこっちおいで」って

そう言って僕の手を掴んで笑っているような

そんな夏は知らない

始まっていたんだ

ただあの季節と匂いが似ていた

確かにあった

砂の城だってもう 波に溶けてしまったんだ

空に咲いた花を見たって

熱纏った想いが伝うだけ

蝉が鳴いた夜に慣れたって

何も聞こえなくなってしまうだけ

青に染まってた 氷は溶けていた

風が吹いてた 僕は喉が渇いていたんだ

動かずに止まっていた

時間に嫌気がさしたんだ

瓶サイダーのビー玉君を乗せてた

青色を背に白い肌の君が

「ねえこっちおいで」って

そう言って僕の手を掴んで笑っているような

夏を

青色を手にしようと伸ばしたその先に

「ねえずっと待ってたんだよ」って君が笑ってた

冷めない夢魔法になっていたんだ

どうしようもないままの僕だ

夏の君を知らない

  • 作詞

    北村 大登

  • 作曲

    北村 大登

青を掴んでのジャケット写真

Peacock の“夏の君を知らない”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

Peacock 1st EP

アーティスト情報

"