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< 人間 >

ただの人間から
ただの人間へ
ただの人間の言葉で
ただの人間に伝えます
よろしくどうぞ。人間です。


Oh 動物界脊椎動物門哺乳類網ホモ属サピエンス種人間
脳の発達でなぜか「考える」ことができるようになった猿
ありとあらゆるものを作り、人間と言う概念すら作った。
ただ考えすぎると鬱になり、一周回って変態天才と呼ばれてしまうが大切なことに気付くためには、考えすぎないといけない、それが人間


いつの時代でもテクノロジーに依存し、結局AIの危険性を分かりながらも便利だから使っちゃう。そうやってどんな危ないテクノロジーも受け入れてしまい、過ちの歴史を繰り返す。それじゃ人類は進歩していないじゃないか!と哲学者が叫ぶが、話が難しすぎて誰も聞かないYO!
逆にSF映画が未来の人間の失敗を分かりやす~~く描くが、ただのフィクションだと思われる。失敗して初めて気づき、悔い改めようとするが、結局、世代交代と共に忘れる
それが人間
Oh shit~♪ Oh Shit~♪


脳の偏桃体という部分が、「あの人が好き」と錯覚させることによって始まる恋愛。
誰もが経験し「ずっと」という言葉を輝かせ、学校では学べないことを教えてくれる。
偶然の出会いを「運命」に見せかけ、必然に錯覚させる。
それを法律で区切ることを結婚と呼び、その枠の外で他人を愛すことを不倫と呼ぶ。
その味を一度知ってしまうと、人を好きになることをやめられない。それが人間

いや~~~~~~~~~~~~~逆~~!! という順番の間違い。知識という道具の話
知識があっても性格がだめなら尊敬されないあの先生の話
結局どれだけ知識を詰め込んでも人間性の低い人の知識は人を傷つける。
それはまさしく、赤ちゃんが機関銃を持っているようなものである。もし赤ちゃんが機関銃を持っていたら「危ないじゃないかぁぁ!」と誰もが突っ込むが、知識と言う機関銃で同じことをしている自分には気づかない
その順番が逆になった人が知識人と呼ばれ、偉そうに語るが、その言葉達は共感されない。響かない

言葉と言う道具も、その道具で「感情」など言葉なんかで表せないものを頑張って表そうとし、その限界を知り感傷に浸り、曲にする。結局言葉を使った生活からは離れられず、言葉で作った世界を生きていく。『伝わらなければ』ただの音、しかし一度言葉が響けば、人を動かす。1万年以上言葉を使い、言葉で嘘を可能にし、言葉で真実を見えなくして、言葉で一喜一憂する。どんな動物よりも言葉という道具に依存する 

そんな人間の最大の発明は何?っと聞くと宗教だ!、哲学だ!インターネットだ!思想だ!マヨネーズだ!と言うが
どんな発明もそれ自体に価値はなく、誰かに使用されることによってはじめて価値が生まれる。
そんな人間史上最大の発明は、宗教でも、核兵器でも、相対性理論でもコンピュータでも飛行機でも、テレビでも、マヨネーズでも胡麻ドレッシングでもない。
愛し合う男と女の間に生まれ、可能性に満ち、未来を創り、人類史すべての発明を使うことができる、最高の創造物であり発明。 それが人間


人にやさしくされると人にやさしくなれる
人に傷つけられると人を傷つけてしまう
人に褒められると、人を褒めることができる
気付けば誰かにされたことを無意識に人にしてしまう傾向がある

様々なものに形、名前を変える愛は人に与える時には愛情と言われ、自分に向くと自己愛と言われ、
時には人質を使ってヒーロ―を倒す時にも利用される。
愛は基本的に良いとされるが時に愛の名のもとに人を殺すが故にラブ&ピースは成り立たない。
目では見えずとも確実に存在する、その愛の正体を引き出しの中を何千年も探し続けている。
人から受けた愛の量しか、人に愛を与えられない。
他人に与えた愛の量でその生の価値が決まる。
それが人間


自称ロックバンドがロックの意味を知らず叫ぶように、本質が抜け落ちて形だけになっている現象は日常の様々なところで多発し、自由の意味も分からず自由を叫ぶ人間や憲法の意味を知らず、憲法を守れという人間が続出している。
そんな状態を批判した響心SoundsorChestrAのボーカル総理も「あばよ,思想なきロックンロール」と書いたマフラータオルを販売するが,現在では購入者の雑巾として使われている状況は、人は変わってしまうというリアルをリアリティ満載で教えてくれる。
まさに2月28日の即興曲である


人間はいつになっても不完全であり、不完全がゆえに完全をもとめ、完全になったと思ったときにはすでに不完全であることに気付き、いつになっても完全には成れないことを知る。
世の中に絶対がないことや、大切な人がいついなくなるか分からないと思うと不安になるが結局は、「分からないことは分からない」と言える強さ。どれだけ不完全な人間と世界を愛せるかで人間の器が決まる。
それでも、理想、夢、こだわりなど名前を変えながらいつまでも完全さを求める。
完全な不完全。
それが人間


有名な映画のセリフのように 始まりがあるものにはすべて終わりがあり 
人はいつか死ぬことしか約束できない。
生まれたその瞬間から死に向かって生きており、限られた時間の中で何をするかが最も大切であるのに、そこに向き合わない。なんならいざ死が近づくと死を延期しようと大金をはたく。
それゆえ、結局死の間際で自分の人生の意味を見つけられない。
ドラマなどで何百回と聞いた 「人はいつか死ぬ」 という言葉は他人事のように聞き、身内が死んだら 世の中は無常だと叫ぶ、いつになっても死に甘えて生を生きない。
それが人間

今日の社会はあまりに多くの矛盾、嘘、が蔓延し。まっとうに生きればしんどくなるように設計されている。まるで大量生産されるように、同じ生き方を求められ、常識を疑うという武器も教育で奪われ、誰もが真実から離れていく。その姿はまさに思考停止。
全部誰かのせいにして死にたくなることもあるが、
「人間ってほんま人間好きやなぁ。」と宇宙人も感心してしまうほど。

四六時中SNSで人を見て、人の目を気にして、人に承認、共感してもらいたくて、人への興味が止まらない。
本当は! ほんとうは!こころの奥底では人間が好きで
人なんて嫌いだ!!と言って素直になれないことも多いが、
人と会わない日も,人を感じない日も、人について考えない日もない。
全銀河、全宇宙上 最も人間が好きな生物
それが人間 っ っ っ    だ!!



最後に一句読みます

背景 人間様へ

夢や希望は混沌とした社会ではまるで
あの日君の目から零れ落ちた、行き場なく蒸発した涙のように消えていく
人は人によって汚され、その目の輝きを失い、人は人によって死んでいく
しかし、人はいつでも人によってのみ輝き、人は人によってのみ輝かされる
くすんでしまった人間の輝きを、忘れてしまった人間の光を取り戻すことができる唯一の生物
それが人間

だから人間

人を輝かせてくれよ

だから人間

人を輝かせろ

人間 人を導け光の方へ

さらば人間