Lyric

幼い頃夢見てた

英雄になりたい

でも僕は普通の村人

しがない農夫の子

ほらやっぱり駄目だ　ほらやっぱり誰も

僕のことなんか　見てくりゃしない

十六の頃に　隣の娘と剣一つ

それだけで村を飛び出た

ほら拳を突き上げるんだ

何が襲ってきたとしても

勝利得るために

どれだけ傷ついても構いやしない

英雄だけを目指し進む

幼い頃夢見てた

普通に生きたい

でも私は巫女の家系

鳥籠の中の娘

ほらやっぱりだった　ほらやっぱり視線

期待が突き刺さる　牢獄(かご)から出たい

十五になったくらい　隣の子に連れ出され

世界(かごのそと)へと飛び出た

ほら家宝の杖掲げて

何が襲ってきたとしても

護り癒やす為

彼が傷つくのはもう見たくない

その願いだけを込めて祈る

五年日々過ぎて　徐々に傷増えて

英雄程遠い　まだなれず

祈りまた　癒やし支える

傷だけが繋がり私

前を向く

今僕らは冒険者

英雄になりたかった

ほら拳を突き上げるんだ

龍と対峙したとしても

勝利得るために

二人でどこまでも行ける気がした

龍殺し(えいゆう)だけを目指し進む