

白いブラウスを着てた 春の日差しの中で
まだ少し寒いねと言って 肩をすくめた
街路樹が並ぶ細い坂を ゆっくり歩きながら
時折吹く風に揺られて 髪を押さえて
上手く話せないことが
どうしてなのか分からなかった
嘘にならない言葉を 選び過ぎて
あの花の香りがする頃に
また会おうと言った あなたの
顔も声も忘れかけて
もう後ろ姿だけの思い出
並木道の花のツボミに そっと立ち止まって
まだ少し早いねと言って 指ではじいて
笑うとかすれて消える声に 泣きそうなりながら
両手で強く背中を押して 顔を隠した
一番言いたいことが
とても怖くて言えなかった
何もかもが溢れてしまいそうで
あの花の香りがする頃に
また会おうと言ったあなたが
一度だけ振り向いたあと
消えて行く姿を見つめてた
あの花の香りがする頃に
また会おうと言ったあなたが
一度だけ手を振ったあと
消えて行く姿を見つめてた
もう後ろ姿だけの思い出
- 作詞者
Kiyomi
- 作曲者
Kiyomi
- プロデューサー
Kiyomi
- ギター
Kiyomi
- ボーカル
Kiyomi
- ソングライター
Kiyomi

Kiyomi の“香り”を
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- ⚫︎
香り
Kiyomi
- 2
キャンディ
Kiyomi
- 3
わすれもの
Kiyomi
- 4
新月のうた
Kiyomi
- 5
それだけのこと
Kiyomi
- 6
声を出して
Kiyomi
- 7
声を出して (弾き語り)
Kiyomi
アーティスト情報
Kiyomi
KIYOMI 心理カウンセラー/心理セラピストとして、日々多くの人の心に寄り添いながら、祈りを歌う女性アーティスト。 リード曲「声を出して」の “声を出して 助けて助けてって 声を出して” という歌詞には、KIYOMIの実体験から生まれた切なる祈りが込められている。 セカンドリード曲「新月のうた」は、自分自身と向き合うための歌。 動けなくなるほどの心の重さを抱きしめながら静かに立ち上がっていく心情を、今まさに光り始めようとする新月に重ねて描いている。 すべての楽曲に込められた彼女の祈りは、歌となって、リスナーの耳から心へと届いていく。
P.I.G.PEN Records