回送行きのジャケット写真

歌詞

四阿語り

悒うつぼ

ところでさ

昼の海で息を止める

苦しくなる手前で

二進も三進も行かないと

御決まりの戯れ言

捏ねた頭の中 恰もまた

明後日の真ん中で

みっともない 見た事もない

身の程知らずの生活を

子供のままとかこのまま

恍ける密かな口の中で

疑わずなんでしょう

だけどだけど

姑息な罠 遅くならば

泳げる密かな口の中で

歌う筈ないでしょう

御世辞とかで良い

捨てるけど

ところでさ

空っぽの運命

逆恨んで 仕返しは奢りなので

さっぱり分からない 揺らぎないな

怒りばかりの言葉が

口説いてくるから御然らばだ

話しかけてくれた冷蔵庫に

礼を言うの

子供のままとかこのまま

解ける密かな口の中で

嫌がらせなんでしょう

だけどだけど

半端の仲 駄作ならば

抱ける密かな口の中で

叶う筈ないでしょう

焦りとかで良い

捨てるけど

拾うだろうけど

  • 作詞

    悒うつぼ

  • 作曲

    悒うつぼ

回送行きのジャケット写真

悒うつぼ の“四阿語り”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • 1

    おはなばたけ

    悒うつぼ

  • ⚫︎

    四阿語り

    悒うつぼ

  • 3

    鼻こより

    悒うつぼ

  • 4

    一緒くた

    悒うつぼ

  • 5

    鶴首

    悒うつぼ

  • 6

    孑孒

    悒うつぼ

  • 7

    狼藉

    悒うつぼ

  • 8

    懐炉灰

    悒うつぼ

  • 9

    婆心古狸

    悒うつぼ

  • 10

    肴にした冗談

    悒うつぼ

  • 11

    売らん哉

    悒うつぼ

  • 12

    判じ絵

    悒うつぼ

1stアルバム『嘘八百』に続き、本作『回送行き』でもぎこちない生活の中にある言いようのない憤懣と憎悪をぐだぐだと冗談めかして垂れ流す。
生活の一場面をサンプリングし解体・構築を繰り返す事により生成されたビートは、恰も日常生活の中で偶発したものの様にも聴こえる。
MVとして既出の「婆心古狸」(M-9)と「肴にした冗談」(M-10)と「四阿語り」(M-2)は一層の人間味を付与するために殆どを再構築している。
MVの制作で映像を担っている谷口 修の手掛けるアートワークと共に没入してほしい。

アーティスト情報

千川帰海

"