回送行きのジャケット写真

歌詞

婆心古狸

悒うつぼ

吐かなかったよ 退いてを退いて

見返り傘下 濡れてしまうね

吐かなかったよ 退いてを退いて

噴飯を食らい噎せ返る

歩く 歩く 言葉の裏側を

喉から手が出ては味を知るんだぜ

歩く 歩く 言葉の裏側を

棚から牡丹餅で悪をね

きっと蹴散らすんだぜ

晴れて植える弱音 育てない

敢えて言える要はね 育たない

人間味を水で割った僻み合い

なんて苦い顔ね

案外それも笑えてしまうかもね

歩く 歩く 言葉の裏側を

疾うに紛れた着かぬ足を引くんだぜ

歩く 歩く 言葉の裏側を

裸の時間割に売る御涅

墓穴を掘る午前

ごめん 嫌いは風邪かも

読みたくもない

未来に舵を切るんだぜ

歩く 歩く 言葉の裏側を

端から野垂れ死に 悪はね

僕という落ちなんてね

  • 作詞

    悒うつぼ

  • 作曲

    悒うつぼ

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  • 1

    おはなばたけ

    悒うつぼ

  • 2

    四阿語り

    悒うつぼ

  • 3

    鼻こより

    悒うつぼ

  • 4

    一緒くた

    悒うつぼ

  • 5

    鶴首

    悒うつぼ

  • 6

    孑孒

    悒うつぼ

  • 7

    狼藉

    悒うつぼ

  • 8

    懐炉灰

    悒うつぼ

  • ⚫︎

    婆心古狸

    悒うつぼ

  • 10

    肴にした冗談

    悒うつぼ

  • 11

    売らん哉

    悒うつぼ

  • 12

    判じ絵

    悒うつぼ

1stアルバム『嘘八百』に続き、本作『回送行き』でもぎこちない生活の中にある言いようのない憤懣と憎悪をぐだぐだと冗談めかして垂れ流す。
生活の一場面をサンプリングし解体・構築を繰り返す事により生成されたビートは、恰も日常生活の中で偶発したものの様にも聴こえる。
MVとして既出の「婆心古狸」(M-9)と「肴にした冗談」(M-10)と「四阿語り」(M-2)は一層の人間味を付与するために殆どを再構築している。
MVの制作で映像を担っている谷口 修の手掛けるアートワークと共に没入してほしい。

アーティスト情報

千川帰海

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