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歌詞

しじま

秘かに 轟く懐に

囁く甘い声は

まだ未知と愚弄を並べて嗤うのか?

描くは 空想故の願いと幻か。

霞む両眼が智を遮るのでしょう。

宛などない現世に残す言葉

それで幾度 宵を明かして。

ひしゃげた依代をまだ

―妬むのです。

曇る視界 期待はもうしない。

藍も黑もあらましで。

命を塞ぐその身を焦がす。

それは 病魔?

「かたじけ」と啼く。

されど、肺胞へ手が伸びて

息をふさぎ盲目とする。

過去を想う明日の我が身は

何処か幸福を願うのです。

微かに 残る痛みに

明くるのはマホロバか?

唯、悦を求めた。

拒むは泡沫か?

徒然にさゆる

蒙昧にただ

脳を託した

悠をなぞれば、穢れすらも愛しくなりますか?

化けの誓い交わす雲の摩天楼。

それで幾度 罪を犯して。

鳴らした足音は暁夜。

―慕うのです。

忌みて嫌い 擬態。

滴り落ちたこの涙は偽物か。

澄んだ呉が媚びてへつらう。

これは「正」か?

目元 湿らす。

けれど、束縛に捧ぐのは

先の見えぬ生涯と貞。

瞼閉じる今の我が身よ

「どうか、どうか。」と願うのです。

ㅤㅤㅤ

曇る視界 期待はもうしない。

藍も黑もあらましで。

命を塞ぐその身を焦がす。

それは 病魔?

「かたじけ」と啼く。

されど、肺胞へ手が伸びて

息をふさぎ盲目とする。

過去を想う明日の我が身は

何処か幸福を願うのです。

この声を、声を、ソレに託した。

気味が、キミが、きみが悪いな。

それで、それで、それでいいんだ。

何時か。何時か。何時か…

  • 作詞

    雪乃トケル

  • 作曲

    雪乃トケル

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