歌詞

置いて行かれたとこは春のにおい

いなくなったときの

怖いにおいと似ている

考えようにも心は売り切れ

後ろ側にいる人が

怪獣だったらどうしよう

音楽が止み、言葉も消えた

硬くなった心はまんまるの石に

ころころとまるまり

穴も深く掘れず

素晴らしい道具もない

誰か穴をください

誰か穴をください

ぼくの穴をください…

振り回した剣を雨降る土地に刺し

「もうぼくは疲れました」

動けない証明

説明しようにも言葉は売り切れ

泣いたなら分かるか

くるしいことだけが

音楽が止み、空っぽを見てみる

あー、ぼくはずっと、

どう歌っていたんだろう

音楽はどこだろう

音楽はいらない

くるしいならいらない

ぼくのつくった穴は

どうやって光るだろう

ころころとまるまる

それ以外分からない

売り切れてる心

誰か穴をください

誰か穴をください

誰か穴をください

ぼくの穴をください…