Lyric

打ち上げ花火　下から見るか？

横から見るか？って　君に聞いた

ほんとは　どっちでもよくて

ただ　一緒に　いたかっただけ

くだらない　口実の中に

本当の　気持ちを隠して

夏の夜に　少しだけ

君の横に　座りたかった

昼間のLINEじゃ　全然普通で

でも　花火のこと　何回も　送ってた

「横から見ると半分くらいかな？」

なんて　嘘でもいい　繋がってたかった

二人分の　ドリンクと

かすれたコンバースの音

君の後ろ姿に

負けないくらい　ときめいてた

さりげない　手招きに

うまく　乗れた　ふりしたけど

本当は　ずっと　前から

今日だけを　願ってた

打ち上げ花火　下から見るか？

横から見るか？　なんて　言いながら

隣に座って　指が触れた

それだけで　全部　わかったんだ

「なんか　おもしろいね」って

君が　答えた　その声で

曖昧なこの夜が

少しだけ　きらめいた

恋ってバレるの　怖かった

でも　嘘つくのも　難しかった

花火が消える　その前に

何かを　残したかったんだ

へんてこな　質問でも

君が笑って　くれたなら

その夜は　もう

僕の中で　最高だった

下から見ても

横から見ても

君が隣にいたら

それだけで　よかったんだ