Verse1
世田谷に生まれ落ちた個性無しの逸れ者
そんな悲劇奇跡だって信じ抜いた馬鹿者
恩を仇で返す俺に愛をくれた二人へ
言えなかったありがとうが宙を舞ってどこまで
記憶の中にすらも生きていない父親
ピアノの上飾る遺影だけが唯一手がかり
鍵盤の隣置いた父ちゃんのネックレス
下手なピアノ掻き鳴らして響かせた鎮魂歌
白い布を被せられた父ちゃんの寝顔に
クソガキの俺はいつ起きるんだろうってさ
鬱病も肺癌も意味なんか知らずに
膝つき崩れ落ちた母ちゃんの隣に
折り紙で作る父の日の工作
千羽鶴を吊るしたんだ天国の方角
見慣れない顔写真を入れたんだ財布に
だってそうじゃないと忘れてしまうから
Hook
天国の二人へ
どう思っているんだろう
生き方も間違えるこんな弱いクソガキ
周りの誰にだって馬鹿にされるそれでも
息子は今
ラッパーだってさ。
天国の二人へ
どう思っているんだろう
描く夢と理想なぜか当たり前の生活
だけどそれも叶わずにカタチだけの幻覚
それでもまだ
ラッパーだってさ。
Verse2
だけれどそれなりに笑えていること
俺もそれなりに今を楽しんでいること
1分だっていい。会いたくなること
感謝と謝罪を伝えたくて鳴る鼓動
母ちゃんの車乗って出かけたんだディズニーランド
その車こそが俺にとって夢と気付いた
勉強はこう
教えてくれる優しさ
弁当箱
ちゃんと届けてくれる優しさ
それを当たり前と勘違うこんな俺だ
やるせなくていつまでも溢れ出した悔しさ
そんな自分見つめ直し嫌になった性格
元気だった母ちゃんが癌になった連絡
疲れ切った母の体巡る抗がん剤
きっと命だって消える時は容赦はない
死ぬ前に言われたんだ
強い子に育ってと
だからこんな所で
負けてたまるか
Hook
天国の二人へ
どう思っているんだろう
生き方も間違えるこんな弱いクソガキ
周りの誰にだって馬鹿にされるそれでも
息子は今
ラッパーだってさ。
天国の二人へ
どう思っているんだろう
描く夢と理想なぜか当たり前の生活
だけどそれも叶わずにカタチだけの幻覚
それでもまだ
ラッパーだってさ。
- Lyricist
Rokumonsen a.k.aR-jADe
- Composer
Shin Andrew
- Producer
Taizo
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