Lyric

言葉というのは

なんてすばらしいものだろう

僕がここまで育つまでに

救われたいくつもの言葉

たまたま聞いた 僕の悪口

その悲しみも 僕を育てた

揚げ足取られる

せちがらい世の中でも

誰かを幸せにしたいんだ

色んな言葉を届けたいんだ

何気ない僕の この言葉が

いつか 誰かの心に刺さるなら

明日を生きていく その言葉を

僕ら がむしゃらに書いて歌うのさ

自分を出すことは 意外と難しい

恥じらいの ちょっと向こうへ

言葉というのは

なんて危ないものだろう

軽い気持ちで出た言葉で

目には見えない傷を残す

憂さ晴らしにと 誰かの悪口

忘れないでほしい 傷ついた誰かを

何気ない君の その言葉が

不意に 誰かを傷つけちまうから

分かりあうために 語り合おうよ

きっと あいつにも事情があるから

日々のいらだちが 誤解を生むから

憎しみの ずっと向こうへ

名も知らない誰かが

僕に罵声を浴びせる

匿名の誰かの言葉は

気にも留めないから

何気ない日々も つらい時も

僕ら 一人では生きちゃいないから

分かりあうために 語り合おうよ

きっと見えてくるものがあるはずだ

自分を出すことは 意外と難しい

ためらいの 一歩向こうへ