壊れかけてる私だけど
雨宿りする間に取り残された
あなたを連れ出していくよ
ずっと、ずっと、どこかへ
君程度、イミテーション、見えてるの
そう言わんとする顔
雨露纏った街路樹を背に見惚れてたんだ
され天候、晴れちてんの、彼健闘
根拠もなく何もない
それでもそれを望んでいたんだ、本当だった
自己承認、エゴ、価値無価値
脳裏によぎって心が泣いた
いつも通り、とうに、表裏
使い分けた顔で
辟易する日々を恨んでる
あなたが満たせど足りない
空白の日記を私が書くわ
何かにあなたが気付いてくれるまで
捏造だって否めない
それでも辞めない無数の脚色
視線が上昇気流に乗って、飛んで行けるまで
恐らくね、私もね、あなたもね
とうに気づいてるはず
互いの利害が一致したこの不埒な状態
餌、求め、歩く猫
承認の海に溺れた少女
まるで及びもしないね、綺麗なプラチナ関係
自分のことには敏感なのに
他人のことには鈍感だった
39℃の浴槽に浸っている
そこにいるだけで許してくれよ
そんな顔せずにただいてくれよ
慢性的不安定を埋め合おうよ
意味も分からず泣いてる
あなたも私も昨日も明日も
先行き、不透明な電車に乗って
到着点で殺し合う
その日が来るまで一緒にいなよ
結局、ドラマ仕立ての人生なんて作りあげるだけ
簡単なこともできないけど
情緒なんて役立たずだけど
それでもクソ喰らえで
いつも言ってんだ、言い続けんだ
ゲームオーバーくらいあなたに任せるよ
一つだけ約束させてよ
既に私達は共犯者のそれ
酸いも甘いもその日が来るまでは
ナイフを持って向き合って
脅し合いながらも生きていこうよ
一人で強くなるなんて綺麗事だから
目の前の色の景色に
私が消えたとき、あなたも消える
そんな契約だけれど悪くもない
そもそも弱すぎた二人
一人でいれば危うすぎる二人
どんな形でだって息、生き続ける
準備、いいかい?
- Lyricist
SHINYA MATSUMOTO
- Composer
SHINYA MATSUMOTO
Listen to Kyouhann Kannkei ni Youkoso by SHINYA MATSUMOTO
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Kyouhann Kannkei ni Youkoso
SHINYA MATSUMOTO
猟奇性、幼稚性、脆弱性を歌うシンガーソングライター、シンヤ・マツモト。
作詞、作曲からMVの制作まで一人でマルチクリエイターな彼は今回、ジャケットのデザインも行っている。
とあるアニメ作品から影響を受けたという今作は「共依存」がテーマとなっており、スクラッチやピッチシフトなどモダンな手法を使いつつもシニカルな歌詞となっている。
Artist Profile
SHINYA MATSUMOTO
刹那的、子供的、猟奇的なシンガーソングライター兼映像作家。 2018年より地元・長崎県にて「シンヤ・マツモト」としてDTMを使った制作活動開始。 同年、MV撮影の制作を開始し9月に「アリーとライオン」を始めてYoutubeにてMVとして公開。 現在に至るまで作詞・作曲・編曲だけではなくMVの脚本、監督、編集、キャスティング等すべて自身で行いながら現在までコンスタントに作品を発表している。
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