Instability Front Cover

Lyric

Time lag

wata

嘘吐きが上手くなって

苦いコーヒーだって嗜んで

秋の風に

運ばれて僕は

垢抜けた僕らの顔

壊れそうな声で泣く君も

夏の風に

運ばれて消えた

これでいいのかって

わからないまま

間違わないように

ただ君と過ごしていたいのに

変わらない想いは

簡単じゃないや

あぁ こんなはずじゃないや

嫌と泣き出して

霞ゆく君と

色のない僕は

木漏れ日の差した部屋で

今もまだ借りてたままのペンは

もう薄れていた

もう描きたいものも

無くなってった

汚れてく僕の心

「世界は思う程優しくないね」

そんな本音がうっかり

出ちゃいそうな程

つまんないや

群ぐ花のように

散れば無くなってしまうのに

叶わない想いは

口に出せないや

あぁ 僕は凄いと

思えなくなってしまったのは

いつからだろう

間違っていないよな?

壊れてなどいないよな?

君のとこにある針だけが

僕のよりちょっと早くないか?

置いてきぼりなんて

今更なんとも思わないよ

ただ君が泣いていた

その答えも

置いていてくれたらなぁ

間違わないように

後に悔いてしまわないように

選んで進んでも

私の眼は揺らいだまま

なぁ これでいいと思える日は

来るのでしょうか

わからないままで

そんなもんで

暮れる空は

もう淡いような

少し青がかった

君が隣に居た気がした

ほんとさ

あぁ そんなはずはないけど

この寂しさが残る夜は

少しだけ

長いような

それが本当なんだ。

間違っちゃいないんだ。

  • Lyricist

    wata

  • Composer

    wata

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