サマー・リユースのジャケット写真

歌詞

縁日

唐紅

縁日の夜に心が落ち着かないのは、

真夏のときめきを期待しているからよ。

縁日の夜に不思議と涙が出るのは、

あるはずのない明日を忘れかけるからよ。

曖昧な畦道を抜ければ、遠くに祭囃子が聞こえた。

心躍る君の横顔があまりに奇麗で死にたくなった。

人を怨むのも疲れるし、嫌よ嫌よも好きのうち。

この浴衣も気取った睫毛も、何の意味もなかった。

この夜祭が終われば、もう二度と会えないかもね。

屋台に埋もれた私たちは、どれだけ愛を忘れてゆくのだろう。

もうそろそろ、大人になろうね。

さもなければ、向こうに行こうね。

妖怪が縊り殺す前に、早く私に会いに来て。

縁日の夜に心が落ち着かないのは、

真夏のときめきを期待しているからよ。

縁日の夜に不思議と涙が出るのは、

あるはずのない明日を忘れかけるからよ。

  • 作詞者

    唐紅

  • 作曲者

    唐紅

  • プロデューサー

    唐紅

  • プログラミング

    唐紅

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