Lyric

手に余った 理想 希望が啄まれ

次第 終いと朽ちていく

自嘲劣等 押し寄せて

どう頑張っても消えないな

カラカラ 空回る音が 鼓膜に張り付く程

嘯く焦燥を「空想だ」って貶してくれ

繰り返すまま 溜息は呼吸を担っている

宛もなく完全な不完全が堂々巡っていく

イルミナ

透明で澄んだ夢のような

遠く煌めいた星のような

届きはしない憧憬を望んでしまったんだ 無謀なまま

不確かな線で描くように

拙い言葉で紡ぐように

眩しい暗闇の中で振るう両手は 空を掴んでいる

真実は歪められる程　美しく輝くものだから

縋りたくなるそれは須く　煌々としているのだろう

合理的に不条理さえ押し付けあう為だけの論理なら

醜さも不甲斐なさも全部吞み込んだままでいたい

誰かを救ってしまうような

日々を欲しがっていたようだ

誰でもない自分を救えない本心だって

笑ってくれよ

それでも 願ってしまうように

どこかで 願ってしまうように

俯き影を落とした一人だけの静寂

照らした

透明で澄んだ夢のような

遠く煌めいた星のような

届きはしない憧憬を望んでしまったんだ 無謀なまま

不確かな線で描くように

拙い言葉で紡ぐように

眩しい暗闇の中で振るう両手は 空を掴んでいる

胸にずっとある 痛みが

抱えきれない程に重くなって

喉を震わせる

空想が成して 憂いを晴らした

行き先を今 示している

心の奥底で見つけた答えだけが

鳴り止まないでいる