歌詞

青天井に浮かぶ雲 穿って亘る飛行機雲

瞳孔はどうして虚ろ 不安定なこの情動

気が散って脆弱な心 弾丸が通過する頃

まるで空集合のよう 失うものなどないと

偽って隠す傷痕

引き金は随所に散らばって

死角から心臓を狙っている

被弾と治癒を何度も重ね

痛みを抑える薬も漸減

清濁を見透かす透明

硝子細工が弾け飛ぶ音が鳴って

漏れた空気と落ちた破片

何も無かったように掻き集める

Whenever it is always check six

忍んで動かない定位置 憖正直な精神

でもまた取り繕う一挙一動の繰り返し Like Cait Sith

天真爛漫に着飾り続ける微笑み

青天井に浮かぶ雲 穿って亘る飛行機雲

瞳孔はどうして虚ろ 不安定なこの情動

気が散って脆弱な心 弾丸が通過する頃

まるで空集合のよう 失うものなどないと

光を反射し煌めく水面

歌を歌うようにさざめく葉音

些末な出来事も

染みるほどに襤褸が出始めた創傷

時を経る毎に得るもの

反対に失っていくもの

曖昧な鬱と躁を

宥める術は何処 Hécate

いつか零れてしまうような気がして

震える声は喉元の寸前

また日常という名の戦線

嘱望の災禍でたじろいで

静かに誰かの救いを待っている

青天井に浮かぶ雲 穿って亘る飛行機雲

瞳孔はどうして虚ろ 不安定なこの情動

気が散って脆弱な心 弾丸が通過する頃

まるで空集合のよう 失うものなどないと

偽って隠す傷痕