歌詞

僕は今あなたとふたり記憶の原子

一粒までさえ浸りたくて

一体どれだけ愛しいこの気持ちは

心地よさあたえるのだろう？

だから言葉だけを抱きしめて

数えきれぬ過去形を

噛みしめては思ういつになれば

抱えた鼓動は満たされるのだろう？

古い写真見ては夜風さえ揺れていた

柔らかな期待宿しながら

淡い望みをいつくしむさ何より

秘めた思い出が尽きるまで

だって硝子体はこの胸の主音 (キーノート)をかいま見た

君の記憶だけが答えなんだ

それほど心地よいものなどないから

あの日からどれくらい季節すぎ

街並みは変わっても想い出は消え去らず息づいて

そしてここからどの舵機さばく？

感熱紙(ラブレター)を君だけに

たたずむこの黄昏今語り尽せず

答えなど手に出来なくて

ただひたすら釘付けさ

ためらわずにこの旅路賭するに引きあうため息の出るマナの力

みだれごころが目を覚ました

このまま夢を見ていたくて