Lyric

想えば想うほど

形が変わるほど

抱きしめたのは

僕の方なのに

見ないフリしてくれた

左手の指輪も

このままじゃ

意味がないな

ふと思い出した香り

ひさしぶりに聞きたくなった声

変わんないな

もう冬だって脹れても

花火しようって乗り気なとこ

もしも出会う場所が違えば

2人は恋人になれたの？

なんてね

本当にいつか叶えたくて

呟いていたのに

わかんないな

言葉にしてしまえば

好きも愛の台詞も

白く昇って消えてしまうから

もう何回も

夜を越えて繋いだって

忘れてしまうなら

揺れる想いの形に

名前はいらない

藍沈んだ夜に

キラキラ光って

照らしていく

小さくて弱いけど

会いたいも伝えたいも

全部消えないように

そばにいるよ

ねえ、よそ見しないで

わかってる

よくある恋じゃないんだって

それでも想い合っているって

選べる立場でもないよな

溢れ落ちてく

わかんないな

言葉で伝えただけじゃ

好きも愛の台詞も

夜に溶けてすれ違ってく

好きだよ

甘えて拗ねた声も

眠る横顔も

揺れる想いの形に

名前を探してる

どうしようもないみたいだ

どんな風に愛しても

足りない足りない

求め合うほど離れられないのに

最低だ最悪だ

こんな"デキゴコロ"

もう少しだけ

声を聞かせて

もう想うほど

形が変わるほど

抱き寄せて

離さないから