Lyric

君の「またね」が残ってて

眠りの奥に

音がしてた

今日が始まる

誰とも違う

選んだ道を

また歩き出す

同じ歩幅じゃ

進めなくて

どこかで落とした

夢もある

変わらぬ朝の

光の中

変わった僕を

押し込んだ

がむしゃらに走っては

名前のない輝きが

たくさんの窓の向こうで

手を伸ばしていたんだ

光の向こうに

声がした

明かりの向こうに

届いてた

言葉にならない

夜の中で

記憶にも残らない

一瞬があって

たわいないことで

笑い合った

ただそれだけの

時間だった

何気ない風が

すり抜けたんだ

それだけで今日に

名前がついた気がしてるよ

君と笑った

夜のすき間

思い出せない

記憶さえも

どこかで息を

しているようで

君の「またね」が

今日を照らした

終わりも決めずに走ってる

いろんな形になりながら

ここにいるその理由なんて

誰も聞かないけど

笑い合うたびに

息が増えてった

君との旅に

色がついていく

伝えきれない

何かがあった

残すこともない

ぬくもりだった

隣の窓に

星を覗くけど

僕が名前をつけた銀河を見上げてた

誰かの光に

迷う夜も

記録に残さない日々を

今日も続けたいんだ

息もできずに

目も逸らさずに

笑っているのに

泣きそうで

名前のない星でも消えずに

ふたりなら夜を超えていける

光の向こうに

声がした

明かりの向こうに

届いてた

言葉にならない

夜の中で

記憶にも残らない

一瞬があって

たわいないことで

笑い合った

ただそれだけの

時間だった

何気ない風が

すり抜けたんだ

それだけで今日に名前がついた気がしてるよ

君の「またね」が

灯ってて

心の奥に

音がしてた

明日が来ても

迷わないまま

選んだ道をまた歩き出す