歌詞

あの空を見上げては　虹を見つけるために

僕は家を飛び出した

朝から恵みの雨が降り注ぐ

いつか止みそうな天気雨

目覚めの時を知らせる黎明に

応えるかのような街並み

モノクロな世界の中で

太陽が僕らを照らす

カラフルに色付けられていく景色を

今　見てみたい

あの空を見上げては　虹を見つけるために

僕は自転車で駆け出しだんだ

土砂降りの雨の中　ずぶ濡れになりながら

僕は諦めずに追いかけたんだ

まだ見つからないまま…

ゆっくり日差しが遮ぎられていく

しばらく止まぬにわか雨

気が付けば僕はひとり夢の中

カラフルな夢を見ていた

七色のアーチを描く

青空を君に見せたい

つまらない白と黒のこの世界を

今　鮮やかに

あの雲を眺めては　虹を見つけるために

僕はペダルを漕ぎ続けたんだ

パラつく小雨の中　君と二人並んで

僕はひたすらに信じ続けたんだ

長い雨が終わる　太陽が差し込んでいく

正夢に変わる時だ

虹を掴む！　きっと…！

あの空を見上げては　虹を見つけるために

僕は自転車で駆け出しだんだ

雨上がり2人きり　ずぶ濡れになりながら

僕は諦めずに探し出したんだ

暗い雲が消える　それでも見つかることは無くて

君は空を見上げて指差して

僕を見つめて　呆れて笑っていた

まだ見つからないまま…