紅く燃ゆ 命の証
闇雲に指を伸ばした
いつか届く そう信じて
煌びやかな世界描く 瞼の裏
熱情に揺れる心は
藻掻いた分 また空回る
羨望で溢れるのは 黒い涙
幾度叫べど 声は届かぬ
深く染まる絶望
儚い美しさや 正しさじゃ唄えない
醜くたって 私の証
擦り切れた喉を切り裂き
それでも未だ足りない
この身体(み)焦がした 命の証
刻み付けるように
二度と迷わないように
-揺れる陽炎 命枯れども
脈を拍つ唄-
気づかないふりで濁した
いつか変わる そう信じて
煌びやかな未来 まるで御伽噺
"潮時"と叫ぶ何か
耳を塞いでも響く
静寂(しじま)に轟く絶望
捨てられない願いは
毒になり血を巡る
囚われた夢 私の証
焼け爛れた希望の痕
それでも未だ愛おしい
血肉を裂いた 命の証
刻み付けるように
二度と忘れないように
-揺れる陽炎 命枯れども
脈を拍つ唄-
必死に藻搔いて 走り続けて
救いなど無い、とうに分かってた
積灰の中 燻る火種
執着が未来 こじ開ける
歪んだ渇望しか 激情しか唄えない
燃え盛る これが私の証
壊れそうな世界の果て
それでも 尚 願うのは
全てを賭けた 命の証
刻み付けるように
二度と迷わないように
刻み付けるように
二度と忘れないように
-揺れる陽炎 命枯れども
脈を拍つ唄-
- 作詞
草野華余子, Hibana
- 作曲
草野華余子
- プロデューサー
草野華余子
百瀬ヒバナ の“烈火”を
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- ⚫︎
烈火
百瀬ヒバナ
SHOWROOMで開催された「草野華余子楽曲提供オーディション」にて、最終審査でグランプリを獲得し、制作された楽曲。
アーティスト情報
百瀬ヒバナ
彼岸(あの世)に住むVsinger。 死んだ人(挫折した人)へ命を吹き込む歌を歌う。 歌だけでなく、作詞作曲にも参加し、様々な形で此岸(この世)に歌や声を響かせるため活動中。カバー曲も現在11曲、オリジナル曲を3作。 『紅蓮華』作者 草野華余子による楽曲提供をかけたオーディションの結果、グランプリ獲得。 また、ボカロP れるりり主催「反芻シ考 歌ってみた サブスク配信プロジェクト」のメンバーにも選出。
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