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シガー・ロスやヨハン・ヨハンソンの美しい旋律と静寂が同期する来日ツアーも大盛況に終わったSontag Shogun のメンバーで
あるJeremy Youngとアンビエント・ポストクラシカルの様々なプロジェクトに参加し、
Preservation、Experimedia、Under The Spireなどからの多数のリリースで知られるチェリスト・マルチ・インストゥルメンタリストのAaron Martinの初のコラボレーションアルバムが完成。
マックス・リヒター, キース・ケネフといったポストクラシカルや、ブライアン・イーノ、テイラー・デュプリー、フェデリコ・デュランド、ハロルド・バッドといったアンビエントの狭間に系譜に位置するこのアルバムは荘厳なチェロの響きとテープループのピアノの中で水平線に沈み込む夕日のような美しさをともなった傑作となった。
Jeremy YoungとAaron Martinの作り出す淡いレイヤーに重なる幾つもの微かな楽器の音は銀河にいくつも表れる彗星のように、儚い響きを持って立ち行きます。
古いテープが作る微かなモジュレーションがどこか懐かしい感触を引き出す、アンビエント・ポストクラシカルの傑作がここに誕生しました。
ジェレミー・ヤングはブルックリンの3人組ポストクラシカルユニット、 sontag shogunのメンバーの一人。sontag shogunはアコースティックピアノをメインに、シンプルなテープループやオシレーター、さらには声なども大胆に導入したアンビエントとしては珍しい3人組。ジェレミー・ヤングは主にテープ・ループ、各種ガジェット、オシレーターなどを担当している。彼らはベルリン国際映画祭等数々の映画祭で作品を発表している西川智也氏や、コンピューターグラフィックデザイナーであるNicolas Sassoonのエキシビジョンでオープニングの音楽をつとめるなど、その活動は多岐に渡る。
アーロン・マーティンは11歳の時にギターとドラムを始めた。17歳の時にチェロを学ぶ決意をし、大学でチェロを学んだ。 いくつかのセルフリリースと大学卒業の後で、彼はオーストラリアのレーベル『Preservation』からアルバムをリリースした。この作品が 彼のデビュー作『Almond』である。そして彼は『Preservation』の他に2枚の作品を残した。その後『Worried about the Fire』を Experimediaをリリース、最近ではEilean Recordsから『Comet's Coma 』をリリースしている。 また様々なミュージシャンとコラボレーションしており、Machinefabriek, Part Timer, Dawn Smithson、Dag Rosenqvist (as From the Mouth of the Sun)、Christoph Bergこれらの作品はType, Dronarivmなどの名門レーベルからリリースされている。 ほとんど作品は彼が住んでいるカンザス州トーピカで録音されている。
White Paddy Mountain