歌詞

「んん……」

「…誰…?」

「誰かが…ぼくを呼んでる？」

「あれ…？今日って…」

「今日は戴冠式だ！」

目を開けると一面のお花畑に、一匹の白い猫。

今日は、夢にまで見た”ぼくが王様になる日”

金色の王冠には三つの宝石が…

「…って、あれ？ 宝石が一つもない……どど…どうしよう！」

王様になるには三つの”宝石”が必要

早く探しにいかなくちゃ、いかなくちゃ！

「行こう。三つの”大事なもの”を探しに！」

「ここは…？うわっ、一面竹だ…竹藪…？ あっ… 誰か、踊ってる？ わあ…綺麗な人…」

月夜は誘う　幻想の中へ

美しき踊りとともに

兎が跳ねる　花はひらく

輝く夜に、僕は気づく

..2,3, リズムを刻めば

いつだって誰もが輝ける

兎も花も猫もライオンも

彩るよ誰かの心を

「探し物…見つけた！ぼくも、みんなを楽しませたい…！」

「わばば…！僕はライオンだから泳げ…って、あれ…？息、できる…?」

海の底から　陸の君まで

届けと歌い、踊り、願う

素晴らしき宴

どん底から　心救うよ

自由に泳ぎ

そう、賑やかに　魚たち

心躍るリズムを刻めば

海の上まで届くこと知ったよ

空を越え　星を包むから

自由に泳ぎ

そう、賑やかに　魚たち

煌めくサンゴ　微笑む人魚

満ちるココロ

「探し物…また見つけた！ぼくも、心が満たされるような歌が歌いたい…！」

「一面のエメラルドグリーン…？ 綺麗なお城…魔法にかかってるみたいだ…」

大事なもの 探す旅路で

出会いの数だけ気づいたよ

“オズは願いを叶えてくれる”

ぼくの願いはなんだろう？

オズは問う

“これまでの道で、君は何をみてきたの？”

美しい月夜で、海の底で、気づいたんだ

ぼくは、”誰かの光でありたい”と。

ぼくは国のみんなを、

沢山の人を癒せる、

そんな王様になるんだ。なるんだ！

大事なものを見つけたからさ

さあ、「___戴冠式を始めよう。」

「___月明かりのように華やかに魅せて、

賑やぐ海のように高らかに歌って、

魔法のように癒す…

ぼくは、そんな王様になるんだ！

__ぼくが……百獣の…王様に……なるん……すぴぴ……」