Lyric

終わりのない旅の途中で

形のない夢の路傍で

またひとつ星屑が潰えていくのを

為す術もなく眺めていた

道標なんてなくって

靴紐もとうに解けて

躓きそうなほど草臥れても

それでも離れられないね

指折り数えたメロディー　嗚呼

祈るたびに束なってゆく

歌へ歌って　もうあなたには

溺れたいように溺れたいな

息をして声にして

ひとつだけ決して譲れない

あたしのすべて共鳴する

口移しの深呼吸を

溢れ出るくらい感じたいな

誰もいないよ　みんな見てないよ

あなたから呼吸を見せて

夢や希望が無限大なら

窒息の仕方もそれぞれだ

きっともう世界中　見放してる

僕のこと　君も呆れただろう？

まばゆいひかりの

向こうにあるものを

それでも諦められないんだ

馬鹿だろう？

ねぇ、千年未来の約束じゃなく

いま、放つ言葉　見届けてくれ

歌へ　歌へ　もうあなたには

全部捧げるから怖くない

歌へ歌って　もうあなたには

溺れたいように溺れたいんだ

とめどなく苦しくて

なにひとつ報われなくても

あたしのすべてが呼吸する

歌へ歌え　もうぜんぶぜんぶ

かなぐり捨ててもいいよ

こんなの

普通じゃないじゃん

尋常じゃないじゃん

嗚呼、だから 呼吸を見せて