味のない日々
白い壁
ラインストーンの作り出す虹
風は見えない
雨も聞こえない
人の匂いさえしない
思い出せない光る街
触っても 黙っても おんなじ
先の見えない 祝福されない
海を一人で行こう
夕闇 ココア
多くはない友達
君の声が頼り甲斐ない灯台
人の波を細いオールでかいて
都会の果てで
たまたま出会って
たまたま好きだった
別に君のこと
いらないし いないのもやだし
そばにいてよ どっかいってよ
寒い季節がいくまで
都会の果てで
錆びた街角で
台所の隅
捨てたココア
粉だけ残って消えた
いつのまにか
かたまりこびりついた
流せ涙
安っぽいありふれた
都会の果てで
たまたま出会って
ただたまたま好きだったよ君が
たった一つの灯台
いつのまにか縋ってたの私
人の波を細いオールでかいて
都会の果てで
たまたま出会って
ただただたまたま好きだった
- 作詞
中川昌利
- 作曲
中川昌利
- プロデューサー
中川昌利
- ギター
中川昌利
- ベースギター
中川昌利
- キーボード
中川昌利
- シンセサイザー
中川昌利
- ボーカル
中川昌利
- バックグラウンドボーカル
中川昌利
- ピアノ
中川昌利
- タンバリン
中川昌利
- プログラミング
中川昌利
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- ⚫︎
ココア
中川昌利
「ただでさえ寒い日、一人でいる時に響くようなバラードを書きたかった。」
と語る中川。
「冬の部屋、街に出来るだけ跡を残すようなギターソロ」が必要で何十回も弾き直した。
オフコース、チューリップ、安全地帯、80年代のロックバンドはみんな冬の名曲を持っていた。
2024年の冬、中川昌利は同じくそれを携えることにした。
サニーデイ・サービス、曽我部恵一のディレクションをはじめ、日本のロック/ポップスを追求する音楽ディレクター渡邊文武が主宰する「部室」(ぎがもえか/TOKYO TOWN SHALALA所属)レーベル移籍第三弾シングル。
アーティスト情報
中川昌利
日本のミュージシャン。 中川昌利は、多数の公式プレイリストにセレクトされ、ファッション&カルチャー誌「GINZA」でインタビューが掲載されるなど、注目を集めるシンガーソングライター。 2021年には3ヶ月連続を含むデジタルシングル5曲とカセットテープ1枚、2022年には初の作品集となる「天使達、」をリリース。 2023年には初となる7インチシングル「林檎水/きっとずっとタブン」をリリース。 曽我部恵一をゲストに迎えリリースパーティーを成功させる。 5歳からアコーディオンに触れ、「和声の変貌」を片手に作曲を開始。作詞・作曲・編曲・多楽器演奏による多重録音、サウンドプロデュースまでをすべて自ら行う。 日常を描くアンニュイで文学的かつ詩的な歌詞、普遍的なポップサウンドをベースにパンク、Lo-Fi、インディー、ファンクなどのジャンル、 80~90年代といった時空までも自由に行き来する音像を生み出す。無名な存在ながら、tetoの1stフルアルバム「手」収録の「忘れた」でピアノとして参加。 ライブはマニピュレーター、キーボード、アコースティックギターを一人で演奏するソロ編成と アコースティックギター、エレキギター、ベース、ドラム、キーボードの6人編成での中川昌利 with Vaporband(バンド編成)を並行して行っている。
中川昌利の他のリリース
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