机の落書きと僕らの日常のジャケット写真

歌詞

8.32

Alstroemeria

夏休みが終わって

二学期が始まった

嫌いな奴らに会う時間だ

まだ宿題も終わってないからさ

休もうかと思ったけど

お母さんがうるさいから

一時間かけて学校に行ったよ

好きだった黒髪のあの子が

髪を染めた事を悟って

暑さに苛立ちながら

大きなため息をついた

くそ ふざけんなよ

ああ こういうの似合わないか

綺麗な 夏でした

始業式が終わって

隣のクラスのあいつらは

元気よく出て行ったよ

帰るのに一時間かかるのに

嫌気がさして

コンビニに寄ったんだ

アイスを買った

暑さのせいで溶けていく

アイスを見つめて

半分くらい食べて道端に捨てた

駅のホームであの子をみつけて

また苛立った

電車に揺られながら

苛立ちが増していく

ほんとに下らないほんとに下らない

下らない 下らない

綺麗な 夏でした

トンネルを抜けて

電車が止まると

車掌さんが寄ってきて

「忘れ物はないですか」って

声をかけてきた

「大丈夫です」

元気よく返事をして

電車を降りた

蝉の声は聞こえなかった

夏が終わった音がした

  • 作詞

    Alstroemeria

  • 作曲

    Alstroemeria

机の落書きと僕らの日常のジャケット写真

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愛知県豊橋市スリーピースロックバンドAlstroemeria
1st demo Album 「机の落書きと僕らの日常」

アーティスト情報

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