曖昧な足取りの帰り道
茜に焦げる空 歩道橋の上
二人で紡いだ沈黙も
過ぎる電車の風に紛れた
気早な街路灯が夜を悟ったように淡く灯る
空模様とちぐはぐな雨が街に零れて
小さな世界が傘の下広がる
誰も触れられないまま
いつまでもずっとなんて夢を見させるような
このまま二人で
喉元に言葉はしまったまま
いたずらに流れる時間に怯えて
沈めた視界の片隅で
揺れるあなたの腕にもたれた
傾く影はそっとやがて形を失くし夜に融ける
隣にいつか焦がれたガラス越しの横顔
あなたの世界の傍らにいさせて
二人望んだままで ただ
袖口をぎゅっと不甲斐なく掴んでしまう
私はいつまで
小さな世界が傘の下広がる
誰も触れられないまま
いつまでもずっとなんて夢を見させるような
このまま
あなたの世界の傍らにいさせて
二人望んだままで ただ
包み込むようなあたたかな光で
今 私は幸せ
- 作詞
松浦眞那
- 作曲
松浦眞那
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- ⚫︎
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松浦眞那
アーティスト情報
松浦眞那
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