ランプシェードのジャケット写真

歌詞

ランプシェード

松浦眞那

曖昧な足取りの帰り道

茜に焦げる空 歩道橋の上

二人で紡いだ沈黙も

過ぎる電車の風に紛れた

気早な街路灯が夜を悟ったように淡く灯る

空模様とちぐはぐな雨が街に零れて

小さな世界が傘の下広がる

誰も触れられないまま

いつまでもずっとなんて夢を見させるような

このまま二人で

喉元に言葉はしまったまま

いたずらに流れる時間に怯えて

沈めた視界の片隅で

揺れるあなたの腕にもたれた

傾く影はそっとやがて形を失くし夜に融ける

隣にいつか焦がれたガラス越しの横顔

あなたの世界の傍らにいさせて

二人望んだままで ただ

袖口をぎゅっと不甲斐なく掴んでしまう

私はいつまで

小さな世界が傘の下広がる

誰も触れられないまま

いつまでもずっとなんて夢を見させるような

このまま

あなたの世界の傍らにいさせて

二人望んだままで ただ

包み込むようなあたたかな光で

今 私は幸せ

  • 作詞

    松浦眞那

  • 作曲

    松浦眞那

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    ランプシェード

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