Katsubou To Rakugo Front Cover

Lyric

Katsubou To Rakugo

Catarrh Nisin, Uchu Ninja Bufferin

若者が歌う軽快な曲に耳を塞ぐ

嫌気がさして

思わずシーンから一目散

動悸がする君の歌

見るも無残な己

歌詞に込めてきた意味も無駄

誰も彼も納得する心地の良い音楽

受けると気持ちが良いもんな

同僚の正論が意思を砕く

不意に投げられた石を喰らう

上司の助言に緊張感

吸い込む息を深く

前方に肩で風切るチンドン屋

道無き道を塞ぐ

仕事帰り口ずさむ鎮魂歌

日の目を見ずこのまま死にそうだ

英語訛りの日本語 真似できても

真似はしたくない舶来品

俺にしか書けん歌詞を探し

豆電球の下で頭抱え

悪魔に魅入られ朝方まで病む廃人

俺より2回り下の若手のバースが

左胸を何度も刺す毎日

売れる売れないの呪縛から

解放された ようやく最近

苦悩する後ろ姿を晒し

這いつくばり前進する弱者にピース

望むなら100対1の少数派から

反撃の瞬間を狙うアップライジング

新聞紙に染み込ませる油に火

どうせ死ぬまで

ラップする甲斐性なしだ

俺らしさを追求し

その他大勢に埋まる前に

自分を偽る行為にあるか意味

主義と主張曲げない姿勢がまず大事

ありのまま曝け出して

心臓部で製造する危ないshit

不適切な表現吐くバイ菌

嘘臭い平和歌う詐欺師

名前の後ろにRIP

音楽と育児に出す大金

新商品が並ぶ発売日

賞味期限切れ必ず廃棄

後ろ向きな歌詞を繋ぐライミン

宇宙忍者バファリンと

カタルナイシン

行き場なくした中堅

活きの良い若手を

横目に燃えてる執念

鳴かず飛ばずで芽が出ないまま

気付けばかれこれとっくに

10年越えプレイヤー

眠りにつく前

客観視して布団の中で震える

老いていくだけで後は去るのみか

考え続ける今後の行方

淘汰されてくオーバー30

需要がないならはしょうがない

でも発音やノリで誤魔化したり

したくない 自分のこだわり

仕事が終わり夜中に書き出す歌詞

独り声高にフロウ

来る日も来る日もその繰り返し

好きでやってるのに

どうにかなりそう

流れていくトレンド

流行れば廃るだけ

5年後10年後には懐メロ扱い

常日頃変わるメディアのリコメンド

そんなことイチイチ気にしながら

制作するなんて七面倒

だから乗れない売れない

そう言われても

進むよ自分の信じた道へと

いじけそうにもなる

理想との高低差

帰巣本能が働き

焦燥して消えていくのも当然か

でも尻尾を巻くつもりはなく

まだ向かう目の前にはコンデンサー

言語欧米化した彼らからしてみれば

俺らは滑稽な表現者

  • Lyricist

    Catarrh Nisin, Uchu Ninja Bufferin

  • Composer

    Nue the hermit

Katsubou To Rakugo Front Cover

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Katsubou To Rakugo

Catarrh Nisin, Uchu Ninja Bufferin

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    Katsubou To Rakugo

    Catarrh Nisin, Uchu Ninja Bufferin

新潟県上越市のMC宇宙忍者バファリンと兵庫県神戸市のMCカタルナイシンによる共作。ビートは新潟の奇才Nue The hermit。

Artist Profile

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