雨粒が落ちるより速くのジャケット写真

歌詞

雨粒が落ちるより速く

NiCO.i.

いつものバス停

潮風の匂い

雨が夏をさらって

僕らの季節を少しずつ前に進めていくみたいだね

蝉時雨と同時に泣き止んだ僕の携帯

に君の名前、ゆっくり走り出したバス

雨粒が落ちるより速く

僕たちは恋に落ちて

すれ違う雨粒に

あの日の僕らが見えた

僕の言葉と君の涙が

スローモーションで消えていく

蜃気楼の向こう

揺れるふたりの影

戻れない街の景色

大きく吸い込んだ息に過去と決意が混ざり合う

秋虫が夏と僕の粗熱を奪って

汗ばんだ肌を冷ましながら次のバスに乗る

雨粒が落ちるより速く

僕たちはまた恋に落ちて

すれ違った雨粒が

きらきらに輝きながら

僕の涙と君の笑顔が

反比例しながら雲間の幕が開く

雨粒に反射した希望が

重なり繋がり合って

いくつもの彩りで僕らの未来に無数の虹をかける

降り続く雨粒が

時々、僕らに追いついて

また心を濡らすけど・・・

どこまでも続く未来がなくったって

それでいいと思える今が大切だから

雨粒が落ちるより速く

眠りに落ちる

隣りにあるいつもの君の笑顔が

季節を回しながら

長く伸びたふたつの影を結んでゆく

  • 作詞者

    NiCO.i.

  • 作曲者

    NiCO.i.

  • プロデューサー

    NiCO.i.

  • プログラミング

    NiCO.i.

雨粒が落ちるより速くのジャケット写真

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    雨粒が落ちるより速く

    NiCO.i.

夏の終わり、雨粒よりも速く恋に落ちた僕ら。
バス停で見た景色も、潮風の匂いも、蝉の声も――全部が心に焼きついてる。
すれ違って、涙して、それでも未来を信じたあの日の記憶。

切なさと希望がごちゃ混ぜになったこの曲は、
「今」をぎゅっと抱きしめたいって気持ちをそのまま閉じ込めたラブストーリーです。

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