Sayonaraのジャケット写真

歌詞

Sayonara

西村亮哉

純粋な夜に知るのは

一人だという真実

星空に希望よりも

恐怖を感じてしまう

一向に終わりそうもない

工事中の街並みが

きっとまた続いていく

明日 その先は2億年

空っぽなんだ

僕は途端に宙に浮かんで

ゆらゆら夜に漂うだけの物体になる

辿り着きたい絶対に仰向けで

この手を伸ばしていた

夢が覚める音がして僕は正気に戻る

信じることも出来ないままに

ただ愛されたいと願うように

暗闇で手を伸ばして

不意に繋がった左手が

僕が握るあなたの手

口約束ですらない僕たちの約束は

見つめ合っただけで

ここにあったと思っていた

破れればきっと初めから

なかったことになってしまう

さよなら さよなら

十分に満たされて見えた生活の中で

あなたを抱きしめる夜に

なんの不満もないと言い切った

僕は道を進む中で沢山をかき集め

手に入れたものの数で

幸せを測っている

眠れない夜と

きっとすぐに忘れ消える深い愛

抜け出して

窓際で夢を語り合ってみたい

くだらないと吐き捨てるだけの

日々に別れを告げたい

騙されたって信じるように生きる

僕でいたい

信じることだけでも信じていたい

ただ愛するだけだってもう構わない

暗闇で手を伸ばして

不意に繋がった左手が

僕が握るあなたの手 だから

「口約束ですらない僕たちの約束は

見つめ合っただけで

ここにあったと思っていた

破れればきっと初めから

なかったことになってしまう

さよなら さよなら」

絶望するのにも小慣れても

とても幸せになんてなれそうもない

騙し騙しでも構わない

でもずっとこのままじゃいられない

それらしい洒落た座右の銘や

哲学じゃ僕は救われない

大義も建前もいらない

期待や見返りもいらないから

口約束だけでは不安だった心も

抱きしめるだけじゃ

救われずにもだえた夜も

破れることばかりを恐れて

愛せてなかった僕も

さよなら さよなら

口約束ですらない僕たちの約束は

果たされたとして

何を叶えるのだろう

破れることを恐れる心をだけを

ただ生み出してしまう

約束に さよなら

純粋な夜に知るのは

一人だという真実

星空が昨日よりも

今日は明るく見えている

一等星を指差す

あなたの顔が照らされる

きっとまた変わり続けられる

僕もあなたも

  • 作詞

    西村亮哉

  • 作曲

    西村亮哉

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