Lyric

一瞬のLIVE これで何回目？

今夜のルーティンをまた考えて

真っ暗なフロアで客を待たし

1クリックで落ちねぇ 声を枯らして

出しては引く またキックしたバースで

瞬く間のLIFEの合間企むぜ

アミダのクジの出た目に頼らず

編み出した lyricでその首振らす

燻らすとこには無い 1st class

両の目 見開いて隈なく探す

カスはカスだが花咲すカスが

Backした町からまた騒がすさ

アジア片隅 日の丸の地

その片隅 滾らせる赤い血

Local young Is minority

黄色い肌がオレたちのID

Pass the winter

声が届くまで

寒さに凍えては足掻くだけ

錆びた街角の音色

風が泣く冬声

御託は はいはい聞き飽きた

もう 出口はあちら 次はどいつだ

町から町 つなぎ箱揺らすか

空っぽな人生これで満たせるか

底辺落ちた時 書き殴った

明日なら確か それは不確か

イケてねぇ自分にすぐ蓋をしな

浸かるぬるま湯 なら止めときな

寒くて凍えちまいそうな夜も

イカれた面してフロアで踊ろう

寒くて凍えちまいそうな奴も

概念なんて てめぇで曲げろ

まぁ 余裕じゃね? マイクで化けろ

マイクで化けて 化けの皮剥がそう

全国各地でイナタイ歌を

黒く塗りつぶす お前の街を

Pass the winter

声が届くまで

寒さに凍えては足掻くだけ

錆びた街角の音色

風が泣く冬声

音楽の船乗り

行く先は暗がり

嵐くる前

それは静かに

バラバラのベクトルも1つの方向

まとめて舵取り目標にロックオン

はぐれた仲間に届くよう

BackTown Represent

ゲリラ続行

受けた愛 返す時なら3倍

すれ違ってもこの場所で出逢いたい

乾いた空気で満たした肺

深く吐き出して濡らしたMIC

二十一度目 また長い冬を越えて

しぶとく残る雪の下もがいてる

心踊らす暖かさはまだまだだが

またアンバランスな風が騒がす

遠く遠く東北の夜

廻り始めたストーリー

投下するボム

想いは募る分 言葉鋭く

矛先は胸元 心の奥

Pass the winter 声が届くまで

寒さに凍えては足掻くだけ

(雪融け水が与える

しかし春の知らせはまだ遠いんだ)

錆びた街角の音色

風が泣く冬声

(霜柱降りた大地を踏みしめて立つ

吐く息は白く 日中の熱も冷ます)

Pass the winter 声が届くまで

寒さに凍えては足掻くだけ

(相変わらず何度くぐり抜けても

慣れないこの寒さ

身を寄せ合って暖をとり合う)

錆びた街角の音色 風が泣く冬声

(20と数回目の越冬

冷えたベッドで待つ春の返答)

Pass the winter

声が届くまで

寒さに凍えては足掻くだけ

錆びた街角の音色

風が泣く冬声