レッドアトム・ブラックホールのジャケット写真

レッドアトム・ブラックホール

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「自身のレーベルより、記念すべき第一弾シングル配信!」

『レッドアトム・ブラックホール』(RED-ATOM BLACK-HOLE)が、配信された。これは、TLS Records 発足後、ザ・レディ・シェルターズが全身全霊をかけて制作した、最新アルバム《WHITE HORSES》からの先行配信シングルだ。

一聴して、、、というより、もう、出だしから、背筋に、ゾゾゾッ、という感覚が走り、ワンコーラス聴いた頃には、これはオソロシイALBUMになるゾ、と予感した!

50年以上も前、ザ・ローリング・ストーンズが黄色いラベルに赤いクチビルマーク、、更にその少し前、ザ・ビートルズが緑の林檎のラベルで新しい船出をした時のように、ザ・レディ・シェルターズからも未知数の未来の可能性を感じたい。。
ーーそんな途方も無い夢を見てしまいそうになる。
でも、それは東洋の片隅で生きてきた老人の、身勝手な感慨、センチメンタリズムに過ぎないのかもしれない。

『レッドアトム・ブラックホール』を聴けば、まさにこの《未曾有の世界状況の3年間》に対する、4人の若者の「強い眼差し」が感じられる。
混迷を極める時代における、新しい人間像の確立、への模索、性の多様性、人類讃歌などのイメージが言語を超えた波動で、極上のロックサウンドとあいまって、ハートと背骨を撃ち抜いてくる。
極上、、と思ったのは、ヴィンテージで懐かしくもありながら、未知の最新、をどこかに孕んでいる「響き」、をそこに感じたからである。

「未知のサイシン」だから、私には、まだ最新のザ・レディ・シェルターズがよく理解出来ない。
私はマスタリング前の、制作途中のアルバム収録曲全10曲を聴いて、途方に暮れた。

しかしながら、この「幸せな途方の暮れ方」は、筆者の1970年頃の、中学生時代の、、、ロンドンからやって来た大傑作ロックアルバム達を前にした、途方の暮れ方、と、どこか似ているのである。

ーー最後に、、

「アルバムを冒頭から最後まで一気に聴いて、少し、昨日までと人生が変わってしまったかもしれない」

と思ったのも、中学生以来である。
(老人が自身の娘よりも若い音楽家達に勇気づけられただけかもしれないが、、)

ともあれ、貴方にもまずは、
『レッドアトム・ブラックホール』
を聴いていただきたい。

2023.4.2
ロックンロール愛好者
ホワイト・フォース・ジュニア

アーティスト情報

TLS Records