Lyric

少し涼しくなった風が

君のシャツを揺らしてる

夏の思い出の写真を見返して

なんだか笑っちゃった

花火の音にかき消された

「好きだよ」も　聞こえてたかな

あのときよりももっと

素直に言える気がするよ

街のショーウィンドウに映る

並んだ影がちょっとくすぐったい

「次はどこ行こうか」なんて

君のその声に心が踊る

秋、君と行きたい場所が

ありすぎて困っちゃうの

焼きたてのアップルパイ

ふたりで半分こしようね

落ち葉の道を歩きながら

手をつないで話す未来

この季節が終わっても

ずっと君と笑ってたい

夜は少し肌寒くて

君のパーカー借りちゃった

袖が長くて前が見えない

「かわいい」って、また笑うんだ

紅葉のトンネル抜けたら

見つけたいな、新しいカフェ

ふたりの“お気に入り”を

ひとつずつ増やしていこう

写真フォルダが埋まってく

どれも君が真ん中で

何気ない一瞬さえも

宝物になっていく

秋、君と見たい景色を

今日もノートに書いてるの

銀杏並木のベンチで

ホットココアを分け合おう

季節が巡るたびにまた

君をもっと好きになる

どんな冬が来たって

隣にいれば　あったかい

秋、君と行きたい場所が

ありすぎて言いきれない

「全部行こう」って笑う君に

胸がギュッて鳴いたんだ

どんな日も思い出に変えて

ふたりで彩っていこう

今年の秋も　来年も

君と歩いていたい