Lyric

風が夏のにおいになって

君想う青が色濃くなった

靴紐を結び直したら

合図だ

さぁ走り出せ

夏休みの予定はまだ

白紙のカレンダーのまま

太陽は今日も全力だ

蝉がミンミンミンと大合唱

風鈴もリンリンリンと優しい音

特別をどこか期待してる

踏切のそばで咲くヒマワリに君は

嬉しそうにそっと指先で触れてた

白い雲追いかけるような恋がはじまった

シャッターチャンス逃さないで

あどけない花

今しかないから夏はきっとまぶしいんだ

衝動的な「好き」もきっと

夏のせいだ

プールの後の眠気とか

チャイムの急かす音だとか

すでに懐かしく感じてる

花火ドンドンドンと打ち上がって

雨がザーザーザーと降る午後に

君の横顔がいつも浮かぶ

ヒマワリは君の笑顔によく似てると

気付いた時ぎゅっと

胸が熱くなった

記憶のメモリー君で全部埋め尽くしたい

本気になればなるほどに動けなくなる

始業式までに勇気出して言えるかな

「線香花火をしませんか？」

イチかバチか

手に汗を握るのが青春ならば

この夏の結末は何色ですか

君に会いに行こう ドキドキに 背中押されながら

目の前のドアを勢いよく開けた

白い雲追いかけるような恋がはじまった

シャッターチャンス逃さないで

あどけない花

今しかないから夏はきっとまぶしいんだ

衝動的な「好き」もきっと

夏のせいだ