Lyric

静かな森の 奥深い小屋の中

掠めた耳に 淀みを感じて

窓に手をかけ 暗闇に目を凝らす

穏やかな木々は 怪しく揺れて

禍々しい力が 結界を破り

気配は近く

森を駆ける二人は 闇を翻し

扉の向こう

紅紫呼ぶ空に 視界は奪われ

吹き荒ぶ灰と熱が 二人を襲う

焦げ付く情景に 立ち尽くしたまま

纏う煙は黒く

炎は揺れる 炎は揺れる

禍々しい力が 結界を破り

気配はそこに

森を駆ける二人は 闇の中蠢く

扉の向こう

紅紫呼ぶ空に 舞い上がる炎

吹き荒ぶ罪と罰が 世界を襲う

火の粉をかき分け 進むその先は

不穏に浮かんだ黒い

影が揺れる 影が揺れる