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2024年9月24日に24チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムの演奏をバイノーラル録音しました。是非、ヘッドフォンで立体音響をお楽しみください。シンセサイザーシステムは、コンピュータ、universal serial bus (USB) 接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ及び、ミキサーで構成されます。スピーカの配置は、2024年9月9日にアルバム” Random Noise Stimulation”の曲 “Hate Suppression”を録音した時とほとんど同様です。但し、後方のスピーカの床からの高さは、15.5cmから22.5cmに変更しました。スピーカが形成する長方形の重心にダミーヘッドマイクを配置して録音しました。フィルタは、複合型シンセサイザー、デジタルディレイ、状態変数フィルタ及び、白色化フィルタを用いています。複合型シンセサイザーは、主に、ウィーンブリッジ発振器、乗算器、バイカッド回路、電圧制御回路などで構成されます。このシンセサイザーは、コンピュータシンセサイザーと接続して形成されます。コンピュータシンセサイザーは、コンピュータとUSB接続デバイスをUSBインターフェイスで接続して形成されます。従来の複合型シンセサイザーは、入力信号の pulse-width modulation (PWM) 信号をウィーンブリッジ発振器で変調していますが、この発振器を白色化フィルタに置き換えます。白色化フィルタが出力するランダム信号は、ウィーンブリッジ発振器と比べ異なる音色を作るとこができます。8つの前方のスピーカから複合型シンセサイザーの出力信号が再生され、8つの左右のスピーカからデジタルディレイと白色化フィルタの出力信号が再生され、8つの後方のスピーカから状態変数フィルタの出力信号が再生されます。それぞれの8つのスピーカは、ミキサーを用いて音源移動が行われるため、フィルタの出力信号にユニークな音響効果が加わります。今回は、全てのスピーカユニットをFostex社のP800Kに変更しました。スピーカから発生するノイズが低減されて音質を向上させることができました。

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