–−–−走馬灯のように
住み着いている
美化された記憶の欠片が
煙と共に夜空に散っていって
君のもとまで帰っていくよ
「きっと僕より上手くやってるさ」
熱い炎の中で囁く
寂しいほどにきっと冷めていて
それでも小さく灯していたんだ
「誰の気にも止まらないように
溶けてしまいたい」
知っているよ
夜が明けてしまえば
また君は背負って泣いてしまうから
待っているよ
笑顔で会える日まで
だからここでお別れをしよう
本当の僕の姿はどっちなんだろう
乗り移ったり騙し合ったり
冷めている目をした君の言葉を
どこか飼い慣らしている
僕がいたんだ
「誰の目にも残らないように
燃やしてしまいたい」
知っているよ
夜が明けてしまえば
また君は背負って泣いてしまうから
待っているよ
笑顔じゃなくていいから
なんて君は認めないんだろう
「 慰めも見返りも
言葉も何もいらないから
思い出も憧れも
ただ燃やしてしまえばいい
ただ、ただ… 」
ねぇ、君の背中に
寄りかかっていい?
その声の熱いところを教えて
聴いてるよ
怒った声のままでいい
また君に背負わせてしまうよりも
聴いてるよ
泣いている姿でいい
だからここで話をしようよ
- 作詞
小竹 飛遥
- 作曲
小竹 飛遥
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焚き火
小竹 飛遥
小竹 飛遥 2nd Single “焚き火”. ドラマティックなバラードとアンビエントミュージックが織り成す世界観は、裏と表の人格のせめぎ合いを表現する。近づけた手はその熱さによって火傷をするけれども、それでも対話し合わなければ前に進めない。重く太い音色を心の奥底まで響かせて。
アーティスト情報
小竹 飛遥
小竹飛遥 シンガーソングライター、作編曲家、作詞家、ピアニスト。 1997年12月3日生まれ。ピアノ講師である母のお腹の中にいる頃から音楽に触れ、誕生後歩けるようになる頃には実家のピアノを弾いていた。 2016年、東邦音楽大学音楽創造専攻メディアデザインコースに入学し、音楽理論や音楽テクノロジー、オーケストラなどの作曲法などを学ぶ。 2020年、同大学作曲コースを卒業後、音楽活動を本格的に開始。自身のプロデュースに重ね、様々なアーティストの作編曲やライブのサポート、企業へBGMの提供など幅広く行う。 2022年、single album「蛍の約束」を含めた3曲をリリース。 作編曲から作詞、演奏、ミックスやマスタリングまで全て自身でこなし、現在は自身のファーストアルバムを制作しながら活動中。
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