

始まりと終わりはいつも 表裏をひとつに
短い夏が来た 命を焚べる祭りが来た
夜空へ轟く大太鼓 熱を帯びる街
寂しそうな横顔は何を想う
栄光の時代もやがて 新しい時代に呑まれ
けれどまた季節が巡るように
何度でも 何度でも 何度でも 始めればいい
跳べ 跳べ ひとりじゃないんだよ
跳べ 跳べ ここにいるんだよ
今この瞬間が 小さな羽となる
跳べ 跳べ その羽集めて
跳べ 跳べ 翼を創ろう
雲突き抜けて 一緒に行こう
これでもう夏が終わるねと 君がつぶやいた
だからこそ心燃やす 祭り囃子
いくつもの願いは裂かれ 残るのは痛みだけだと
それもまた運命と笑うのかい
そうじゃない そうじゃない そうじゃない 諦めないで
跳べ 跳べ 終わりじゃないんだよ
跳べ 跳べ 続いていくんだよ
心の中に願うものがあれば
跳べ 跳べ 胸に炎を
跳べ 跳べ 掴め鼓動を
時を駆け抜け 一緒に行こう
何度でも 何度でも 何度でも 始めればいい
跳べ 跳べ ひとりじゃないんだよ
跳べ 跳べ 僕がいるんだよ
跳人の足よ 勇敢な羽となれ
飛べ 飛べ その羽集めた
飛べ 飛べ 翼で羽ばたけ
雲突き抜けて 一緒に行こう
- 作詞者
小山内創祐
- 作曲者
小山内創祐

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ザ・キャプテンズのテッドプロデュース、ゲストミュージシャンにハマノヒロチカ(ex.野狐禅)らを迎え、約2年ぶりの新譜リリース。
青森ねぶた祭りの「跳人」をモチーフとしたリード曲「HANETO」はみちのく銀行CM曲として書き下ろしたナンバー。青森の短い夏と、時代の栄枯盛衰を重ねつつ爽やかなアップチューンに仕上がっている。これに対し「雪国」は厳しさの裏にある美しい冬を描いた曲。泣ける名曲「ひまわりが空に咲く」、CM曲として話題の「ハートランド」も今回改めて新録し発表。
作品コンセプトは「どこにいいても、いつからでも、何度でも始められる」めまぐるしい時代の過渡期に、ローカルだからこそ発信できる音楽を、小山内創祐がお届けします。