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歌詞

狐火の夜に (Original)

Echo Scroll

ふれども消ゆる 陽炎の夢

追へば迷ふは 狐の路地

まぼろしの灯 心を奪ひ

妖火に誘はれ 底なしの森

静寂の宵に 燈る灯影 揺らめく焔 現か幻か

深き樹木の奥へと招かれ 狐火は 紅に路を描く

燃ゆるは紅き さかしらの灯 夢と現のあわひの境

導かるるは いづこぞや 狐火舞ふ 妖の夜

月影すら 霞む刻

足音隠し 忍び寄る影

誰も知らぬ 其の秘密

狐火囁く 謎の唄

焔の彼方に 何が在りや 消えし足跡 影追ひて

霧に包まれし 真実の貌 狐火笑むは 黄泉の境

紅く燃ゆる 灯火よ 夢と現の 交差点

導く先は 深き森 狐火踊る 夜の調べ

遠く響ける 笑みの聲 風に溶けゆく もののけの詠

気づけば独り 森の底 狐火は夢と 成り果てぬ

霞む瞳に 浮かぶは影 夜風に舞へる 狐の囁き

帰る里さへ 朧なれど 狐火誘ふは 無明の萩

蒼く揺らめく 其の光 希ひと恐れの 交差路

手を伸ばせど 届かずに 狐火は踊る 終わらぬ夜

水面映す 迷ひの姿 静かに揺るる 答へのかけら

振り返るほど 深くなる 狐火の影 追ひかけて

森を越えし その先には 誰も知らぬ 新たなる道

嘲るごとく 消ゆる火は 真と偽の あはひの灯

白く瞬く そのひとつ火 過去と未来の交叉点

すべて知るる その瞬間 狐火は ほろりと嗤ふ

暁とともに 消えゆく焔 何も遺さず 只静けさ

胸に残りし 灯のぬくもり 狐火が遺した幻の夢

  • 作詞者

    HARU×澪

  • 作曲者

    SUNO

  • プロデューサー

    HARU×澪

  • リミキサー

    SUNO

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    狐火の夜に (Original)

    Echo Scroll

『狐火の夢路』――その焔は、夢か現か。
追いかければ消えてゆく、揺らめく狐火。
誰も知らぬ路地裏、黄泉へと続く朧の森――
幻想和歌とケルトの調べが織りなす、“永遠に終わらぬ夜”の物語。
どうぞ、この狐火の舞に耳を澄ませてください。

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