冷めたダージリンのジャケット写真

歌詞

冷めたダージリン

narumina

「いつか」の話ばかりして

未来を信じていた

終電を逃した夜の公園

街灯の下で描いた夢は

叶ったものもあるけれど

失くしたものには気づけなかった

大人になることを

急ぎ過ぎたのかな

変わらないでいてほしいものほど

変わっていく

冷めたダージリン

湯気の消えたカップ越し

あなたとわたしの四年間が

静かに終わりを告げていた

嫌いになれたなら

もっと簡単だったのに

優しさだけが残って

余計に胸を締め付ける

気づけば返信は短くなって

週末はソファに沈んでいた

話したいことはあったはずなのに

テレビの音に負けていった

あなたの瞳に映る景色は

知らない色をしていて

きっとわたしも同じように

知らない場所へ向かっていた

同じ空を見ていたはずなのに

いつからだろう

違う星を探していた

冷めたダージリン

午前二時のテーブルで

「もう違うところを見てるね」

その一言だけで十分だった

引き止める理由も勇気もなくて

ただうなずいたあなたの横顔が

やけに綺麗だった

愛は終わるというより

形を変えるものなのかもしれない

恋人じゃなくなるだけで

思い出まで消えるわけじゃない

あなたと笑った春も

喧嘩した雨の日も

全部ちゃんと本物だった

始発の窓に映る

少し大人になった私がいる

スクロールする思い出たちは

まだ胸を痛ませるけれど

朝焼けは

思ったより眩しくて

さよならの向こう側にも

続いていく道が見えた

冷めたダージリン

最後まで飲みきれなかったけど

あなたといた季節だけは

ちゃんとわたしの中で温かい

朝のホームに風が吹く

もう振り返らないよ

ありがとう

  • 作詞者

    narumina

  • 作曲者

    narumina

  • レコーディングエンジニア

    narumina

  • ボーカル

    narumina

冷めたダージリンのジャケット写真

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