Lyric

ふいに見上げた空の

低い雲の切れ間　赤い月が

疲れ果てて擦り切れた

俺の背中　重く圧し掛かる

酒を飲むような気分じゃないし

火をつけた煙草　マズさに苛立ちを

募らすばかりの俺さ

今夜抱いてくれ

あの暖かい部屋へ行くよ

抱いてくれ

我儘受け止めて

そんな夜

余裕カマしたフリで

世の中ナメた風でいたいのさ

遠い夏の日　自分の夢

裏切り泣いた俺がこの胸の中

今の俺のことみつめてるから

カッコつけて胸を張り続け

イキがってなきゃ　だけど

今夜抱いてくれ

ひとときでいい隠れさせて

抱いてくれ

本当はあの頃のままの俺

生きてくために流されること

あるけどもがき続けよう

俺が俺であるために

今夜抱いてくれ

あの暖かい君の胸で

抱いてくれ

我儘受け止めて

そんな夜