

空が青い理由 一人探してる
物理の専門書 開いてみれば
ページの奥で 理由がほどける
吸収 拡散 何度も繰り返し
色は混ざり合って 光に変わる
誰かが見つけた 光の理論がある
計算式で 導き出された
明日の天気 なんて意味はない
僕の周りを 覆っているのは
いつまでも晴れない モノクロームの雲
空が青くなる 理由がわかっても
僕の見る空は 青くはならない
君が残した 記憶の中で
あの日の青が 色を無くして
カラカラに乾いて 固まってるから
塗り直す術さえ 見つけられないまま
空が青い理由 一人探してる
小説のページ 開いてみれば
そこには答えが 眠っている
波長の短い 光の悪戯(いたずら)
太陽が笑うと 大気が染まる
誰かの考えた 答えがそこにある
街を歩けば 幸せそうな
温かい光 満ち溢れてる
光の角度で 見え方が変わる
知識が増えるたび 心は置いてきぼりだ
空が青くなる 理由がわかっても
僕の見る空は 青くはならない
君が残した 記憶の中で
あの日の青が 色を無くして
カラカラに乾いて 固まってるから
塗り直す術さえ 見つけられないまま
大きな空の中 青い色だけが
逃げたり求めたり 彷徨(さまよ)い続ける
僕の心みたいに 形をなくして
今はその青空も ただの眩しい光
空が青くなる 理由がわかっても
僕の見る空は 青くはならない
君が残した 記憶の中で
あの日の青が 色を無くして
カラカラに乾いて 粉々になって
それでもいつまでも 消えずに残って
でももう一度だけ 願ってみるよ
僕の心にも 色が戻るように
僕の心にも 青が戻ればいい
- 作詞者
エモ・コード
- 作曲者
エモ・コード
- プロデューサー
エモ・コード
- ボーカル
雨音凪沙

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かわいた青
雨音凪沙
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かわいた青 (Instrumental)
雨音凪沙
「かわいた青」は、「はじまりの青」の“彼”が喪失の中で青空の意味を探し続ける、切実で内省的なアフターストーリーです。
空が青い理由を知識として理解しても、心の空は色を取り戻せない。物理学や文学の中に答えを探しながらも、失った温もりだけは理論では埋められない。過去の記憶に残る“あの日の青”が、乾き、砕け、それでも消えずに心に残り続ける――。繊細な歌詞と静かに積み上がる感情が、失恋の痛みと再生への願いを鮮やかに描き出します。「空が青い理由」シリーズの男性視点による核心作として、喪失から再生へ向かう心の軌跡を描いた珠玉のバラードです。

