

いろんなことが「自由」になって
まるで自分次第と言われて
困ってしまっているのは
この国に生きている自分だけなのかな
不可思議に思いつつ
傷を持つのは 身体だけじゃない
錆びた鉄棒にぶら下がる
いつもの声が響き渡る
構わないと言ったのは誰だと
周りは気にしているけれど
それはいつもの花を飾らなかった
あの人も同じだろう
変わらないと信じたのは
ロッカーに隠れた写真たち
静かに繰り返した 駅前に広がった
ガラスの破片が食い込んでいる
ささやかに触れた感情のない台詞
どこにでも置いてある
当たり障りのない色たち
雨に消えた
結んだ願いの色紙
ホラ吹き鼠が舌を抜かれて
濡れている
どうしてこうなった
こんなはずじゃなかった
なんてね
机に噛り付いたまま「正義」になって
まともなつもりで吐き捨てていたら
自分は何処にも居なくて
この部屋に生息している
影だけが長くなった
どうしようもない焦りが
喉を通って 渦巻きの中に消えていく
カラカラの花瓶 しおれた
何かが今日も腐っていく
深く掘った裏庭の穴には
誰も入れないと思っていたのに
雨が降って 風が吹いて
枯れ葉が積もれば 景色は変わる
視線がぶつかるその先に
追いやられた林檎の種たち
探し物が何だったかも忘れてしまって
教科書を燃やして暖を取っている
かろうじて思い出した別れのシナリオ
雪崩れ込んでくる 真綿の鎖たち
粗雑にまとめられた過去の栄光
鏡に写っているのは
あなたか? わたしか? 影法師
どうしてこうなった
こんなはずじゃなかった
なんてね
聞きもしない 言いもしない 見もしない
桜の花を謳いながら
次の桜を待っている
上がりが見えてきた一歩手前で
事切れる運命
ささやかに触れた感情のない台詞
どこにでも置いてある
当たり障りのない色たち
雨に消えた
結んだ願いの色紙
ほら吹き鼠が舌を抜かれて
濡れている
どうしてこうなった
こんなはずじゃなかった
なんてね
- 作詞者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 作曲者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プロデューサー
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プログラミング
福 水琴 - Fuku Mikoto -

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濡れ鼠
福 水琴 - Fuku Mikoto -
「濡れ鼠」
雨音のようなピアノと静かなビートが滲む、
ローファイ × アーバン・バラード。
壊れそうな声が静かに語るのは、
“それでも生きていく”という小さな希望。
街の片隅に灯る、孤独と再生の詩。
作詞・作曲:福 水琴(Suno AI使用)
アーティスト情報
福 水琴 - Fuku Mikoto -
音が立ち上がり、碁石のように花開く。
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