残響衝動のジャケット写真

歌詞

ミラールームの断末線

LUMINOUS TEAR

[verse]

胸の奥で誰かが暴れてる

ひとつの鼓動が千に割れて

呼吸の速度が勝手に変わる

自分の声なのに他人みたいだ

[verse]

鏡の前で笑ってみたら

口角だけが勝手に走った

「平気」と言うたび歪む

本音が暴れ馬みたいに跳ねた

[pre-chorus]

止めたら、溢れる

止めなくても、崩れる

どっちが正しいかなんて

どうでもいいくらい限界だ

[chorus]

ミラールームの断末線

張り裂けそうな心が叫んでる

見ないふりされるのがいちばん痛い

放っておいたらもう戻れない

ねぇ見てよ ねぇ見てよ

この震えが本物だって

笑えなくなる前に

わたしを捕まえて

[rap]

呼吸が暴走してんのに止まらない

理由も根拠ももう要らない

瞳の奥が真赤に点滅して

信号みたいに「まだだ」って叫ぶ

理性のドアを蹴破る音

骨の奥で鳴る金属音

抑え込むほど加速して

興奮だけが正義になる

わかってんだよ

まともじゃいられない

でもまともなふりが一番キツい

心が千切れそうで

それでも叫びたい

「ここにいる」って

証拠を残したい

[verse]

優しい言葉ほど刺さる

そのたび身体が軋む

助けなんていらない

ただ呼吸だけを奪われたくない

[pre-chorus]

抑えても暴れる

吐き出しても足りない

こんなの望んだはずじゃないのに

逸れた感情が戻ってこない

[chorus]

ミラールームの断末線

壊れた声が一番よく響く

触れられた瞬間また揺れる

触れられなければ歪んでいく

ねぇ見てよ ねぇ見てよ

わたしの限界はここじゃない

遮らないで

このまま暴れさせて

[bridge]

泣きたいとかじゃない

叫びたいとかじゃない

その全部が同時に暴れて

身体の中がぐちゃぐちゃになる

けどそれでも

「生きてる」ってわかる

[chorus]

ミラールームの断末線

踏み越えた先でやっと息ができる

壊れる音は救いみたいで

痛みすらわたしを証明する

ねぇ見てよ ねぇ見てよ

まだ終わってなんかない

叫び尽くした後で

やっと本当のわたしになる

[outro]

息が荒い

でもそれでいい

まだ動ける

  • 作詞者

    LUMINOUS TEAR

  • 作曲者

    LUMINOUS TEAR

  • プロデューサー

    LUMINOUS TEAR

  • ギター

    LUMINOUS TEAR

残響衝動のジャケット写真

LUMINOUS TEAR の“ミラールームの断末線”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

歪んだビートに思考を叩きつける。
「残響衝動」は、理性と衝動がぶつかる瞬間だけを切り取ったラップアルバム。

暴力的なフロウ、不安定な構成、途切れる呼吸。
ここに安定はなく、あるのは衝動が残した“余韻”だけ。

言葉は整理されない。
整わないまま、それでも前に進むための音。

アーティスト情報

Prismcraft Records

"