

夜が静かに崩れていく
君の足音だけがまだ響いてる
空き地の裏通りには
小さな祈りが今も息づいてる
「またね」が風に溶けて
靴底には午後の影が残る
触れられなかった言葉たちが
僕らの秘密を運んでいく
星を一粒ずつ空に並べて
君の名前を綴るように
消えてゆく光の残骸が
僕の胸で静かに鼓動を打つ
君が見ていた景色
君が触れた未来
全部 僕の中で灯る骨になった
忘れてしまうことのほうが
忘れられるより怖かった
ねじれた記憶の街路で
追いかけた面影の声が
瞳に沁みて消えていった
もしも君の手紙が
光の粒になったなら
僕は拾いながら歩くだろう
もう声は届かなくても
君の沈黙が導く
だから、もう一度
君に会えたなら
名前はいらない
ただ、君の鼓動があるなら
その声に
「生きてたよ」って
答えたい
君に渡したかった言葉を
この風が持っていったとしても
僕の灯る骨は
君の空でずっと歌っている
- 作詞者
Alexsophie
- 作曲者
Alexsophie
- プロデューサー
Alexsophie
- ソングライター
Alexsophie
- プログラミング
Alexsophie

Alexsophie の“灯る骨”を
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灯る骨
Alexsophie
夜が崩れ、記憶の影が風に運ばれる時、
聞こえてくるのは、触れられなかった言葉たちの残響。
『灯る骨』は、生と死、記憶と忘却の境界をたゆたう叙情的バラード。
静かなギターとストリングスの響きの中、
“骨”は過去に灯った魂の痕跡として空に浮かび上がる。
忘れることへの恐れ、
それでもなお残り続ける想い——
解釈は聴く人に委ねられながらも、
この曲は、ひとつの問いを投げかける。
「あなたの中に、今も灯っている骨はありますか?」
アーティスト情報
Alexsophie
私はデジタルクリエーターで、イラストと音楽制作が得意です。色彩感覚と繊細さ、クリエイティビティを活かし、独自の世界観を表現します。心に響く歌詞やメロディを生み出し、独自の音楽スタイルを追求しています。
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