Lyric

僕はリンゴの木さ

君が生まれた

時に植えられた

ヨチヨチ危なげに

僕に近づき

手を伸ばし笑む

僕は照れくさくなって

実を赤く染めた

驚く君の瞳

キラキラと輝いた

もしも僕のこの想いが

テレパシーとかで届くならば

言葉に成る事ない「ありがとう」

伝えられるのにな

制服纏った君

思春期なのかママと揉めてた

心にもない言葉

投げつけ部屋の扉を閉めた

僕はちゃんと見てたよ

窓越しに君を

声をもらさぬように

ひたすらに泣いてた

もしも僕のこの枝が

思うように動かせたならば

今朝指先に咲いた花を

届けられるのにな

春・夏・秋・冬を7回巡って

君は愛する人を連れてきた

普段お喋り好きなあのパパが

黙ってうなづいてた

もしも僕のこの根っこが

人の足みたいに変われば

君の幸せを間近で

見続けられるのに

もしも僕のこの幹に

口がついていたならば

葉っぱで音を作って

歌いたい　おめでとう

Oh, It's a beautiful life