かじかむ指先
繋いで歩いた
白く長い坂の街
目深に被った
フードから覗いた
赤く染まった頬
ふれていたい
雪溶けが
またこの季節の
終わりを
告げてく
踏み込んだ 足元に水溜まり
君だけが
見て、聞いて
感じた
世界の色
ぼやける
痛いくらいの
寒さもやがて
春の息吹に染められてく
僕らが眺めた
景色も感情も
遠い冬の中へ
埋もれていく
雪溶けが
またこの季節の
終わりを
告げてく
踏み出して
何度目の朝?
Like a rolling stone
Other side now
逃げ出したくて
何もかもを
捨ててでも
息の白さ
頬を切る風
残した足跡も
また冬がくれば
思い出すだろう
二度と戻らないけど
雪溶けが
またこの季節の
終わりを
告げてく
踏み出して
何度でも
Like a rolling stone
Other side now
I can be myself
取り残されていた
日々達も
愛して生きるよ
雪溶けても
- 作詞
飯田正樹
- 作曲
飯田正樹
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アーティスト情報
mizu plus
mizu plusは、何歳になっても少年のように笑う飯田正樹と、飄々としながらも、知的な面も併せ持つ渡辺貴志による2人組バンド。 飯田正樹は、キャッチーなメロディーを生み出すことに長けた心優しきシンガーソングライターである。 かつて不登校だった彼は、世の中で上手く生きていけない人びとに寄り添うかのように、切実な歌詞と多彩なメロディーを紡ぎ出していく。 渡辺貴志は、繊細で丁寧な指さばきが身上のギタリストであり、さまざまな音楽機材を自由自在に使いこなす。 早稲田大学を卒業している彼は、高い知性と規律でmizu plusの音楽を裏から支えている。 2人の相異なる個性によって形作られる楽曲たちには深い味わいがあり、バリエーション豊かで、聴く者の心に優しく沁みわたっていく。 ちなみにmizu plusというバンド名は、有名恋愛ゲーム『ラブプラス』から着想を得たものであるが、そのゲーム内容とバンドの曲風に関係は全くない。 メンバー2人がそのゲームを好きなわけでもない。
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Popinx Music Studio