The END Front Cover

Lyric

The END

Kamio

朝を待ち侘びた

空に背を向け沈み込めば

夜風と香る背徳感の影

やけに秒針が響いた

窓に手が触れる

見たくないもの見るために

薄く口を開いた月は言った

どうして嘘つくの?なんて

そんなこと知らないと

話す前に雲が隠すから

離れた一縷ほど青白くて

伝えかけリフレクトに預けた

優しいままの声で僕を

笑わないで

零せない我儘

わざと逸れたまま

この御伽噺じゃ

僕だけがハッピーエンド

ユラユラその中じゃ

何にも届きやしないでしょ?

月の駆ける海に

変われないな

ねぇ、僕の愛しい人

何も救えない

この手から失う恐怖が

君に愛される代償なら

僕はどちらも選べない

どうせ届かない

鋭利な歌詞の後味を

ベタすぎるラブソングの苦味を

淡い水色に踊らせて

埋め切らないからっぽ

満ちることのない月みたいだ

誰かさんと同じ情けなさ

星達じゃ代わりにはなれないんだ

寂しいはずの顔で僕を

許さないで

零れた悲しみは

弱く輪を広げた

幸せな笑顔の

君はメリーバッドエンド

ユラユラ切なさと

彼方へ消えてゆくのだろう?

雲が泣いた夜に

叶わないな

ねぇ、甘いエンドはどこ…?

全て破り捨てた

このお伽噺が

犠牲にした未来

未完成トゥルーエンド

僕らだけ特別

そんなのないとわかっていた

泣いて夜を明かす

それでも忘れないで

いつか届くはずと

置き去りにしたまま

ずっと傍にあった

僕たちのハッピーエンド

嘘つきでごめんね

君と僕とを描かせて

星が踊り明かす

変わらないよ

ねぇ…ずっとひとつだから

  • Lyricist

    Kamio

  • Composer

    Takashi Ohzeki

The END Front Cover

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    The END

    Kamio

Kamio's 4th limited-edition song.
The end is a unique ballad that is lovely and painful, and you can feel the heat somewhere.
A song with a deep and strong message lyric that is unique to Kamio.

Artist Profile

  • Kamio

    2000年8月1日生まれ 静岡県浜松市出身 〖人を救えるアーティストになりたい〗 自分が音楽で救われたという経験から、今度は自分が音楽でたくさんの人を救えるようになるということを目標に掲げて活動している。 13歳からアーティストを目指し始め、高校時代はバンドでギターボーカルを務めた。 18歳の夏から本格的に活動を開始し、生配信やライブ出演をしている。 音楽が始まると人が変わったかのように力強く音楽の想いを表現する。

    Artist page


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