歌詞

なにひとつ持たぬ人

こだまがこたえ合える日と

燦々照らし尽くす火と

なにひとつ知らぬひと

もうやめたい　いつものように

拾ってポケットに入れるだけ

器用な手を持つ ひとびと

みんな美しい

楽しげな顔　月で拾った石もポケットに入れるだけ

まともな手を持つ　ひとびと

みんな美しい

愛を　灰を　まいて

正しい枯れかた

うやうやしく見上げて

泣いている　この火柱が！

目蓋焼いて檻になった日

あいつはいいやつ

おれはだめなやつ

いつまでたっても

はずかしいくらい　くらい　くそなやつ

すくいようのない

さもしい荒れかた

くらくらして見下げる

無垢な土に　水を垂らすと！

直立する汚泥が

叫び出した！

「なにひとつ持たぬ人

こだまがこたえ合える日と

なにひとつ知らぬひと」

みんな美しい

あーあー

みんな美しい

ぼく以外の

みんな美しい

あーうあー

みんな美しい

あーあー

みんな美しい

ぼく以外の

みんな美しい

あーうあー