歌詞

「新しい街の暮らしは順調か？」

「駅は離れてるけど、

別に変わらないけど？」

「お決まりのプレイリストが

残っていたんだ」

少し流すだけでも

あの頃に戻れるよ　きっと

意味だけの街を背に　行こう

特別なものを　追いかけよう

君を苦しめるものを

今は忘れるために

開けた窓から手を伸ばして

冷たい風を捕まえたまま

合図を送るんだ

僕らが消える夜へ

風を切る音のせいで

君がこぼした本音が隠れて

逃げるように　僕ら夜へとけていく

「どんな風に歳を重ねて

何を残したい？」

真面目すぎる話題も

意味のない冗談も

懐かしいね

街の灯りをなぞって

冷たい風を捕まえたなら

別れを告げるんだ

僕らが消えた街へ

風を切る音のせいで

いつか隠れてた君の本音は

流してしまおう

夜に

明日が来る前に

君の気持ちも

空の匂いも

「新しい街の暮らしが順調なら、

こんな時間に起きて

君と話さないから」